// 幾何学模様(ジオメトリック)柄のコーディガン //
時が過ぎ去るのは本当に早いものです。
僕は年明け早々からほぼ休みなくお店にいるので時間の感覚も徐々に薄れている気がします。
Garage EDENは時計も窓も無く静かに音楽が流れ、仄かに香るコーヒーとレザーの匂いが居心地の良さを感じるので僕自身にとっても非常に居心地の良い地下空間なんですが、最近初めていらっしゃった方もどうやら居心地が良すぎて時間を忘れてしまい結果5時間くらい滞在してくれました。
「普通」の洋服屋ではあまりそういった体験ってないでしょうね。(笑)
皆様もぜひお近くに寄られた際やお時間がある時に足を運んでみてください。
きっと居心地が良いので時の流れの速さを体感していただけるかと思います。
さて、今回はincarnation / インカネーションの新作から妖艶な雰囲気とモードな匂いのするコーディガン(=コートカーディガン)が入荷しておりますのでそちらをご紹介致します。
一見して目を惹かれるのは全体に張り巡らされた幾何学模様(ジオメトリック)柄。
これは「オパール加工」と言われる技法を施しインカネーションらしいモードな柄を表現します。
オパール加工とは特殊な薬品を用いて生地の表層だけを溶かし生地を透かすことで浮き出たような柄を際立たせる技法です。
生地が透けているので強度が心配??
いえいえ、素材が持つ強靭なストレッチ性とキックバック性を兼ね備えるエラスタンという素材を混紡した素材となっている為、そのような心配は無用で着用できます。実際に商品を触って頂ければそれをより感じて頂けると思います。
今期入荷したインカネーションの他の新作ITEMにもエラスタンが使用されており、以前書いたブログ内で素材の特徴を詳しく書いておりますので宜しければ合わせてご参照ください。
>>> 2018年最初のリリースITEMの紹介 / incarnation
こちらのコーディガンに限って言えばエラスタンの他にヴィスコースというレーヨンの一種を配合していて上品な光沢と滑らかな手触り、そして落ち感が特徴的な高級感のある生地となっております。
高級感のある生地だからこそ幾何学模様柄が幼く見えず、大人で妖艶な色気を放つ仕上がりとなっていると言えます。
優雅に風に揺れて柄が浮き出てくる感じはエロティックでかっこいいですよね。
コートとカーディガンを掛け合わせたシルエットなので省略してコーディガンと僕らは呼んでいます。
それぞれのアイテムの特徴を残しながらその良さを残し構築されたデザインとなっているのが感じ取れたからに他なりません。
ネック周りはコートのディテールを残すようなワイドカラーになっています。
このカラー(衿)が首元からドレープし垂れ下がる様子がアクセントとなってこのITEMの妖艶な雰囲気作りにも一役買っています。
フロントには一切ボタンやファスナーなどのないスタイルですのでさらっと羽織ればそれで完成されるというシンプルなアイテムにもなっております。
羽織るだけでスタイリングが完成されるカーディガンのような気軽さも感じられ、コートやアウターの下に着用しレイヤードスタイルでも幾何学の柄が生かされて妖艶にその存在感を主張します。
袖先まで長めに形取られているスリーブは親指部分にフィンガーホールが空いており、グローブが一体化している実用性とデザインが融合した作りになっています、もちろんホールに指を通さずそのままの状態で袖口に生地の溜めを作っても着用出来ますので、スタイリングやその日の気分に合わせて袖の表情を切り替えていただければと思います。
個人的にはフィンガーホールに指を通し、繊細でモードな雰囲気を強く感じさせるスタイリングをオススメしています。
体のゴツさがコンプレックスなので袖丈を長く見せることで体全体を少しでも細く見せたいのです・・・(袖の長さや着丈を長く見せることは体全体を縦長に魅せる大きな秘訣です。当店のオリジナルブランドのThee OLD CIRCUSのアイテムでもそのある種のトリックは随所に見ることが出来ます。)
羽織るだけで僕のようながっしりした体型でも(もちろん細身の方でも)体全体を縦長に細く魅せてくれるITEMです。
当店が大切に考えていることはこのアイテムに関わらず、いかに体を縦長に細く、そして美しく「魅せるか」です。
僕のように体型にコンプレックスがある方などぜひ参考にして頂きたいですし、そういったコンプレックスを少しでも解消させられるよう日々のコーディネート提案をしていけたらと思っております。
生まれつき顔が小さくて、細くて脚が長ければ色々とこんなに悩むことはなかったかもしれませんが、「そうでもない普通の体型」だからこそより「スタイル」や「スタイリング」というのがその人の見え方を大きく変えると僕は信じております。
ショップスタイリストとして全力で研究し提案させて頂きますのでぜひなんでも気軽にお問い合わせ下さい。
それではいくつかスタイリング写真でさらにこのアイテムをご紹介致します。
全身を黒のワントーンで統一して色を引き締め、体全体を細く魅せることでモード感を強く演出しています。
光の加減でコーディガンの柄が透けて浮き出てくるので単調にならず飽きのこないコーディネートになっているかと思います。
全身黒のコーディネートが体型のコンプレックスを隠してくれるので個人的に最近は非常に好みですし似たようなコンプレックスをお持ちの方へも提案致します。
ちなみに、これは映画のマトリックスのキアヌリーブス(ファンの方ごめんなさい)のイメージでコーディネートしました。( 昨日はお休みをもらっていてその時間でマトリックスシリーズを一気見したからそれに影響されたのかもしれません・・・)
続いてのコーディネートは先程のスタイルのまま上からレザーアウター着用して無骨な雰囲気を演出しました。
難易度が高いと思われがちですがこのような組み合わせもオススメです。
アウターのレギュラー丈とコーディンガンのロング丈とのアンバランスさが中世な匂いを生み出しスタイルに色っぽさを演出します。アウターから流れるようにひるがえる裾と重厚なレザーが持つ組み合わせがモードな雰囲気だけでなく無骨さを加えた印象に変えてくれます。
ただのモードではなく、当店の根底にある「無骨さ」を織り交ぜたオススメのスタイルとなります。
アウターと組み合わせれば今の寒い時期でもこのコーディガンを着用出来ますのでお手持ちのアウターと合わせてみてはいかがでしょうか?きっとスタイルの幅が大きく広がります。
そしてもちろんこれからの暖かくなる春〜夏へ向けた季節であればこのコーディガン1枚をベースにしたスタイリングで完成しますのでこれまたオススメです。
特に真夏が近づくとエアコンの冷えに悩まされることも増えます。オパール抜きで風通しの良いこのコーディガンであればちょっとしたアウターにもなりインナーにもなる。
1年を通じて様々なスタイルの演出にも使えるアイテムではないでしょうか。
・・・
ちなみにこちらのITEMは早くも在庫が1枚のみとなっておりますので、気になる方は是非お早めにお買い求めくださいませ。
今回スタイリングで着用したその他のITEMを以下に掲載致します。
Garage EDEN ショップスタイリスト / ジョンルドルフ・モリシタ (John rudolf Morishita)
「 Garage EDEN 公式 LINE 」を作りました
▼▼▼ (画像をクリックして頂くとスマホの場合はそのまま自動で登録出来ます。PCでご覧の方はQRコードが出ますのでそれをスマートフォンでパシャりとやるといいらしいです)
商品に関することやその他なんでもぜひお気軽にご利用下さい。インカネーションやThee OLD CIRCUS - 9 - などオープンプライスの商品の値段などのお問い合わせにも便利ですし、予約営業日の当日予約などタイムリーなご質問への対応が可能となっております。
グループトークと違いあくまで1対1での個別トーク対応(JBウラノ又ジョンが対応します)となりますので、ご質問の内容や個人のIDなどは周囲の方には分からないようになっておりますのでどうぞご安心下さい。
「オートクチュール接客」=『Garage EDEN』
// 最高の地下空間セレクトショップで本物のカッコ良さを俺が伝えます //
Thee OLD CIRCUS(ジ・オールド・サーカス)& OLD GT(オールド・ジーティー)
+ incarnation(インカネーション form ITALY.)
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